ゲスト さん
セラピストはどんな仕事をしている?
やってみたいけど風俗とは違うの?
興味はあるけど怪しい仕事みたいで怖い。
近くに詳しい人がいない…
英語でセラピー(therapy)は「治療」と言う意味になります。
セラピスト(therapist)と続けると「治療する人」と言う意味になります。
人の身体に触れて「治療する」職業には鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、理学療法士などの国家資格があります。
しかし、この記事でお話する「セラピスト(therapist)」はリラクゼーションを目的とした職業を指します。
今回は男性向けのメンズエステサロンで働く女性セラピストを対象にお話しようと思います。
セラピストの女性は会話をしながら男性のお客様の身体を施術し癒すのが主な仕事です。
このストレス社会の中でのセラピストのお仕事は施術だけでなく、悩みを聞くと言ったカウンセリングの役割も担っています。
普段の生活や仕事でストレスを溜めている男性の為に一生懸命癒しを与える事、それを通じて自分自身も学ぶ事で双方が喜びを与え合う事ができるのがセラピストのお仕事なのです。
身体の疲れだけでなく心の疲れも癒してあげられるような女性が向いていると思います。
回春エステや風俗エステで働く女性達もセラピストと呼びます。
同じセラピストでも風俗業界と決定的な違いがあります。
メンズエステで性的サービスを行う事は違法です。
リラクゼーションや癒しを与える事を目的とした施術をするのがメンズエステセラピストのお仕事です。
セラピストと言っても具体的にどんな仕事をするのか分からない人のためにお仕事流れを説明します。
待機時間は基本的には部屋で何をしていても自由です。
お店によっては空き時間にタオル洗濯があったりはします。
予約が入った時は施術ルームの掃除、施術用マットの清掃をしたりします。
お客様のお出迎えから始まります。
お客様は緊張されている方もいるので緊張をほぐしてリラックスして頂くためにも玄関先でのお出迎えはとても大切です。
挨拶と自己紹介をして部屋に御案内します。
お客様を部屋へ御案内したら施術説明や禁止事項の説明をします。
ディープリンパ(鼠蹊部への施術をより長く入念に行う)等のオプション説明が必要なお店もあります。
説明が終わったら施術料金を戴きます。
施術料金を頂いた後はシャワーの準備をします。
お湯を出してアメニティが揃っている事を確認しお客様をシャワールームへ誘導します。
シャワー中に施術の準備をしてお客様の戻りを待ちます。
施術手順は研修で習いますが、お客様の状況やその時の時間配分に応じて自己流への工夫も大事になってきます。
クリエイティブな発想を持って新たな施術を編み出していくのも良いかもしれません。
基本的には足元から背中を通って鼠蹊部周辺をマッサージしていきます。
お客様とコミュニケーションをとってストレスや悩みを引き出す事ができればとても良いですね。
何より「お客様の為に!を合言葉に」心と身体を癒す施術を目指して下さい。
施術後はオイルを洗い流す為に再度シャワーを浴びます。
シャワー中にある程度の片付けをしお客様の戻りを待ちます。
退室までに少しお話をする時間がありますので感謝の気持ちを伝えると良いかもしれません。
お客様がお帰りになる時は玄関でお見送りをします。
また来てもらえるように丁寧にお見送りすると良いでしょう。
お店によって流儀は様々ですが参考にしてみて下さい。
セラピストとして働く事のメリットとデメリットをご紹介します。
お客様は紙パンツ1枚で施術を受けます。
鼠蹊部のリンパマッサージで下半身の血流が良くなり下腹部が反応してしまう事も有ります。
反応しない方が珍しいと考えた方が良いかもしれません。
これに驚いていてはセラピストとして働く事は難しいです。
1ルームのマンション型はお客様と二人だけの空間です。
相応しくない要求を交わす為のスキルが必要になってきます。
しつこい要求があった場合は毅然とした態度を示さなければなりません。
お店の施術方針にもよりますが、メンズエステでは身体同士が密着する施術技が多くあります。
近い距離になる事に抵抗がある人には難しいかもしれません。
しかし、この施術技があるからこそ高収入が期待できる仕事です。
9割以上のお店が完全歩合制を採用していますのでお仕事が入らなければ1円も稼げない事があります。
しかし、入店直後はお店の協力で仕事は入ります。
継続した高収入は貴女の頑張り次第でどうにでもなります。
沢山の人との出会いと交流で自分も成長できます。
セラピストはお客様の心の状態も見なければなりません。
家族や友人にも出来ない深い話をして下さる事も有ります。
そこで、お客様の心身の疲れを癒す事で自分の成長にも繋がります。
人の話を聞くのが大好きな人、人に喜んでもらいたい人、優しさを仕事にしたい人に向いている仕事と言えます。
歩合制の現実的なバック率は『50%(+α)』です。(※+αの部分は後ほど説明します)
50%を基準に「人気」や「出勤日数」などに応じて積み上げるようなシステムを多くのお店が採用しています。
但し、激安店・大衆店・高級店でシステムは大きく変わります。
実質バック率が45%未満のお店は報酬が安過ぎるのでオススメしません。
80%以上のバック率を掲載しているお店は「本指名●●件以上獲得」や「月間●●日以上出勤」などの条件が付く場合もあります。(個人調べ)
例えば60分12,000円のお店でバック率が50%の場合、1度の施術で手に入る報酬は6,000円です。
オプションがある場合は+αの報酬が入ります。
オプションは全額バックのお店が多く、平均単価2,000円として…
(1度の施術)60分で8,000円の報酬を得ることになります。
99%のお店が自由シフトです。
自分の空いている時間に仕事ができて、お休みも好きな時に取る事が出来ます。
予約が入るまでは自由時間なので好きな事をして過ごせます。
セラピストになるためにはどうしたらいいのでしょうか?
未経験の方がセラピストになる方法を御紹介します。
セラピストの民間スクールで専門知識や技術、経営まで学ぶ事ができます。
民間資格の取得カリキュラムや就労支援まで行っています。
但し、この方法でセラピストを始める人は多くなく、キャリアアップの為に通う人が多いです。
日中働いている人や忙しくてスクールに通えない人にオススメです。
空いた時間で勉強して知識を深めます。
施術動画も用意してあるので技術習得も可能で何より学費が抑えられます。
但し、この方法でもセラピストを始める人は多くなく、キャリアアップの為に通う人が多いです。
直接お店へ面接に行き働き出す方法が最も多いパターンです。
全てのお店で未経験者向け講習が存在します。
その道のプロから教わり、研修終了後は直ぐに働き出す事ができます。
報酬を得ながら技術習得ができるので一石二鳥です。
現役セラピストの方も民間スクールや通信教育に通うより研修のあるお店で働く事が一番の近道になると話していました。
セラピストのお仕事に就いた理由を現役セラピストの方に聞いてみたので御紹介します。
セラピストのお仕事について解説してみました。
不勉強な箇所もあるかと思いますが少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
お客様を癒すために一生懸命に施術に取り組んでくれるセラピストを目指してもらえたら大変嬉しいです。
このストレスの多い現代社会では息抜きや癒しの時間がとても重要視されています。
適度にストレス発散が出来ない事で思い詰めたり鬱状態になる人が多くいると思います。
セラピストのお仕事は心の癒しを求める方々の救世主となっているかもしれません。
心身疲れているお客様はあなたの癒しを待っています。